世田谷区豪徳寺の静かな住宅街の中に、明治時代に建てられた水色の洋館が佇んでいます。
ドラマのロケに使われることもあり、テレビで見たことがある方もいるかもしれません。
美術館としては主に漫画などが展示されていて、カフェやショップもある洋館「旧尾崎テオドラ邸」を訪ねてきました。
緑に囲まれた水色の洋館
豪徳寺駅から住宅街を進んでいくと見えてくる水色の洋館。
庭園があるわけでもなく、隣近所は普通の住宅です。
大きめの一軒家といった感じですが、ここだけがタイムスリップしているかのような外観です。

大きな庭はないですが、建物の周りには植物がいくつか植えられています。
シソの花が咲いていました。

古さを残した木造の建物
スリッパに履き替えて館内の見学です。
一歩ずつ床を踏むたびに、柔らかくきしむ感じがなんとも心地よいです。

窓枠や割れたガラスなど、あえて古さをそのまま残しているようです。


お手洗い、きれいで使いやすいです。
レトロな雰囲気はしっかり残っています。

ここは撮影スポット。椅子は座ってOKです。

2階がギャラリーになっています。主に漫画の展示が。
この日は「ガラスの仮面」でした。
見方によるとは思いますが、そんなに時間はかからないと思います。
撮影ルールは展示内容によって変わり、入り口で案内があります。
エレベーターはないので階段移動となります。

喫茶室(カフェ)の利用は事前予約を
館内1階に喫茶室(カフェ)があります。
利用には事前予約が必要です。
10時の予約をしていたので入館してすぐにカフェに向かいました。
案内された席はこちら。ゆったり配置されていて、1人でも居心地が良いです。

数種類の紅茶とコーヒー、ソフトドリンク、デザートは2種類の他に展示期間限定も。
サンドイッチもあり、セットにすると少しお得です。
テオドラ邸オリジナルのヴィクトリアケーキとブレンドコーヒーに。

ケーキ大きくてびっくり!パウンドケーキを少し軽くした感じです。
そして、コーヒーはフレンチプレスで出てきました!
普段家では茶漉しでコーヒーを淹れてるので、ものすごく好みの味でおいしかった。
カップ3杯分ありました。デザインも素敵です。

この部屋は当日オーダーの予約席となっていて、アフタヌーンティーはお隣の部屋でした。
部屋の様子は見えませんでしたが、楽しそうな会話の声は聞こえてきました。
予約はこちらのページから。土日は人気のようです。
取り扱いはチケットぴあで、キャンセルができません。
日程と内容をしっかり確認して予約をしてくださいね。
ショップは1人1会計
1階にショップがあります。
定番商品の他に、ギャラリー展示にちなんだグッズがたくさんありました。
入館の際に1人ずつショップ利用券が渡されます。1人1会計です。

利用方法 入場券は事前予約が便利
館内の利用には入館料がかかります。各種割引の適用はありません。
ギャラリー入場券のみ
ギャラリー入場券+喫茶室の席予約
ギャラリー入場券+アフタヌーンティー
この3パターンとなっています。
こちらのページから事前予約ができます。
*購入後のキャンセルはできないのでご注意を
ギャラリー入場券は、空きがあればその時間の当日券が発売されるとのこと。
喫茶室に関しては、こんな感じで空きがあれば当日利用もできそうです。
アフタヌーンティーは事前予約のみみたいです。

なお、ショップのみ、喫茶室のみの利用はできません。
喫茶室とアフタヌーンティは、予約時間から30分経過すると自動キャンセルとなります。
小さなお子様の利用に制限はないようですが、ベビーカーでの入場はできず、おむつ交換台などの設備もないので、利用しやすいとは言えないかもしれません。
ロッカーもなく、大きな荷物を持ち込んで見学できるような環境ではないので、キャリーなどは駅のコインロッカーを利用するのが良さそうです。
エアコンは設置されており空調は整っています。
インテリアに色を合わせてエアコンが設置されているので、行ったら見てみてください。
所要時間は、個人差があるとは思いますが、
私の場合は、喫茶室で30分、ギャラリーと館内で30分くらいでした。
旧尾崎テオドラ邸とは
- 憲政の神と言われていた尾崎行雄の旧宅として建てられた、と言われていた。
- しかしどうやらそうではなく、行雄の妻テオドラ英子のために、テオドラの父が建てたらしい。
- 1933年(昭和8年)に現在の豪徳寺に移設された。
- 2020年に取り壊しの危機に直面するが、漫画家山下和美さんが発起人となり保存に向けたプロジェクトが立ち上がる。
- 長い修繕期間を経て、2024年3月に現在の姿に生まれかわる。
- コロニアル様式が基礎となった木造建築。
多くの方々の支えがあっての現在であるということを知りました。
こんな風にして残った洋館を、広い世代に楽しんでもらおうということで、
喫茶室、ギャラリー、ショップが作られたとのことです。
旧尾崎テオドラ邸の場所とアクセス
東急世田谷線宮の坂駅と小田急線豪徳寺駅の2駅利用できます。
宮の坂駅の方が近いですが、利便性から、豪徳寺駅からの行き方をご紹介します。
豪徳寺駅の改札は一つです。
改札を出たら左に進みます。

豪徳寺へ続く商店街を進みます。
そのまま進み続けると豪徳寺へ行ってしまうので、どこか適当なところで左の道に入ると良いです。
今回は中華料理屋さんの所を左折し、その後右折して進みました。

商店街をまっすぐ進んで左折しても、ここに出てくると思います。
もう水色の建物が見えています。

徒歩で7分くらいでした。
すぐ近くには招き猫で有名な豪徳寺
すぐ近くに豪徳寺があります。
地図で見るとほぼ隣接しているのですが、ショートカットできず、入り口の門に行くにはぐるっと回る必要があります。
それでも5分ちょっとなので、良かったらついでに行ってみてください。
秋には紅葉がきれいに色付きます。

まとめと感想
大きな施設ではなく、見られる展示も多くはないのですが、その分人数管理がしっかりされており、ギャラリーの見学もカフェの利用もスムーズで快適でした。スタッフの皆さま、丁寧にご案内してくれました。
レトロな建物にあるカフェって素敵で、でも行列ができていたりすると、行くのをためらってしまいます。
事前予約があることでそういったストレスはなく、また、待ちがいない分ざわざわした感じもなく、落ち着いてゆっくりすることができました。
非日常の味わい方はいろいろありますが、こういった過ごし方も良いなと感じております。
展示は主に漫画なので、そのあたりの好みはあるかと思いますが、建物を見てカフェを利用するだけでも素敵なので、レトロな建物に興味がある方やカフェめぐりが好きな方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
手軽にフレンチプレスみたいなコーヒーを淹れるならこれ!

