墨田川には、屋形船や水上バスなど、たくさんの船が行き来しています。東京都観光汽船(TOKYO CRUISE)が運航する水上バスには、いろいろな形の船があります。松本零士さんデザインの「ヒミコ」「ホタルナ」「エメラルダス」はまるで宇宙船のようなデザイン。今回はホタルナとエメラルダスに乗り、浅草とお台場を往復してきました。
ホタルナ/HOTALUNA
浅草からお台場海浜公園までの行きに乗ったのは「ホタルナ/HOTALUNA」です。
宇宙船をイメージしてデザインされたこの船の名は、月(LUNA)の輝く夜に舞う蛍(ホタル)から来ているそうです。
カプセルのような形の船がやって来ました。

船内はカフェのような雰囲気です。曇りでしたが天窓があるのでとても明るいです。ただ、窓に背中を向けるように椅子があるので、窓側に座ると体をひねって外を見るようになります。

カフェコーナーです。ドリンクがあります。

隅田川を抜けるころになると屋上デッキが解放されます。

ホタルナ号の外観です。お台場到着時に撮影。

乗船したのは土曜日の13:10発。ほぼ満席でした。浅草発ということで、ほとんどが海外からの観光客でした。
エメラルダス/EMERALDAS
お台場から浅草までの帰りに乗ったのは「エメラルダス/EMERALDAS」です。
ホタルナと同じく宇宙船をイメージしてデザインされた船。シリーズ第3弾となるそうです。
エメラルダスはそう、松本零士さんの作品に出てくるエメラルダス。船内ではエメラルダス、メーテル、鉄郎によるアナウンスが流れます。
船体はホタルナとよく似ています。

船内は白を基調としたデザインで、こちらもカフェのようです。外に向かってカウンター席のようになっているので、ホタルナよりエメラルダスの方が外を見やすかったです。

エメラルダスにもカフェコーナーがあります。

エメラルダスには他に座席指定できるコンパートメントが3か所あります。利用には3000円~4000円のプラス料金がかかります。
お台場から浅草へ向かう便の屋上デッキ開放は、お台場を出発してから10分程度です。隅田川に入る頃には閉鎖されます。レインボーブリッジを通過するまでデッキに出て、混雑する前に早めに船内に戻りました。

乗船したのは土曜日の15:10発。お台場海浜公園からだったので、日本人の方がとても多かったです。行きの浅草発はほぼ満席でしたが、お台場発のこちらは余裕がありました。それでも窓側は人気で満席でした。
墨田川運航中、橋はほぼ見えず
墨田川にはいくつもの橋が架かっており、夜にはラットアップもされとてもきれいです。ですが、橋の高さが低いため、墨田川運航中はデッキに出ることはできません。残念ながら船内からはあまり橋を見ることはできません。ほとんどの橋を通り過ぎてやっと外に出た頃にはもう勝鬨橋です。
かろうじて撮った永代橋です。夜のライトアップがきれいな橋ですが、全景を見るのは難しそうです。

清洲橋みたいな形だと半分くらい見えます。

勝鬨橋の下です。確かに近いです。

隅田川運航中は、川沿いの景色を眺めるのが良さそうです。こちらは両国国技館とスカイツリーです。けっこう水面ギリギリなので、アトラクションに乗っている感じです。

屋上デッキからの景色
勝鬨橋を過ぎて開放された屋上デッキからの景色です。こちらは築地大橋

途中の日の出桟橋です。約10分停泊します。

東京湾に出ると眺めがきれいです。こちらは晴海方面。

レインボーブリッジの下を通ります。

やっぱり船は外の風を感じて景色を眺めるのが気持ちいい。外に出てから見る景色はとってもきれいでした。
浅草発の乗船は予約優先
東京都観光汽船(TOKYO CRUISE)は事前予約ができます。浅草からの乗船は海外からの観光客で混雑しています。確実に乗るためだけでなく、早く船内に入って見やすい席を確保するためにも、事前予約をしておくと良いと思います。
こちらは待合室です。広々していて空調も管理されています。お手洗いはこのフロアにはなく建物の外側です。
乗船時間が近くなると人がいっぱいになります。予約優先の案内がありますが、そんなのお構いなしで詰めてくる方もいるので、できるだけ乗船口に近い所で待つと良いと思います。

乗り場のある建物はこちら。吾妻橋のすぐ近くです。

お台場海浜公園の乗り場
お台場海浜公園の乗り場は、アクアシティお台場から海側へ出てすぐです。駅だとゆりかもめの台場駅かお台場海浜公園駅、りんかい線の東京テレポート駅が最寄りになります。

浅草のような広い待合室はなく、直接この桟橋に列ができていました。公式HPでは予約優先と書かれていますが、ここでは予約優先の案内はなく、先頭から順に案内されていました。空いていたからでしょうかね。
まとめ
船に乗って進んでいると、橋の上やすれ違う船、川沿いの散歩道から手を振ってくれる方がたくさん、ディズニーでよくある光景が広がっていました。見知らぬ人に手を振るなど、夢の国にしかないことだと思っていたけど、そんなことはないんですね。なんだかほっこりした気持ちになります。いろんな国の方々が乗っていて、イッツアスモールワールドの世界ですね。
宇宙船をイメージした未来型水上バス。他にはないデザインの船に乗り込むと、まるでアトラクションを体験しているようでした。乗り物としてはとても楽しいと思いました。
ただ、船は外の空気を感じながら眺める景色の良さが醍醐味、と私は思っているので、船としてみるとかなり物足りなさを感じました。せっかく隅田川を通るのに橋が良く見えないのは残念です。
まあでもこれは水上バスとのことで、多くの人をまとめて運ぶための移動手段です。ユニークなデザインの乗り物で水上を進んで移動すると考えると、とてもおもしろい移動手段ですね。
もし外の空気を感じながらが良いのでしたら、宇宙船型以外を選ぶと良さそうです。浅草-お台場コースには竜馬という船体後部にデッキがある船も運航しています。また、豊洲方面へはアーバンランチという小さな船が運航しており、こちらならデッキに出て橋を眺めることができそうです。
東京都心でクルーズを楽しめるという点で、墨田川クルーズは手軽でとても良いと思います。宇宙船型の船は乗り物として楽しむ、景色を楽しむなら他の船、と使い分けをして、目的にあった楽しみ方をすると良さそうです。
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