先日、駅から海が見えるというJR常磐線の日立駅まで行ってまいりました。
鉄道に詳しい方なら、タイトルとこの一文で、既に察しているのではないかと。
このブログでは主に旅先での良かったことなどを伝えているのですが、今回は完全に‘詰んで’しまったので、SNSでも話題の人気スポット日立駅に行く方が、私と同じように詰んでしまわないように、今回は失敗談のお話です。
先に結論だけ申し上げると、途中下車する気満々で出かけたけど、できずに改札内にほぼ軟禁状態だったということでございます。
そんな状況でも、なんとか楽しんで帰ってきた様子をお伝えいたします。
乗車券の購入はえきねっとでもできる
今回の失敗は既に切符購入段階から始まっていました。
言うなら不運その①ですかね。
「明日天気良いからちょっと遠出しようかな」そんなことたまにありませんか?
今回もそんな感じで、前日の夜に急きょ日立行きを決定。
えきねっとでチケットレスの特急券を買いました。
さて乗車券。100km超えているから途中下車できるけど窓口閉まってるなあ。
そこで再びえきねっと。
えきねっとでは、経路が複雑でなければ乗車券のみの購入ができ、指定席券売機で発券ができます。
購入時に検索オプションの乗車券のみをチェックします。
自宅最寄り駅から日立まで買うことができ、当日券売機で発券。
なんて便利なんだ!と感動しておりました。
窓口で買う時は、ここに寄りたいんですが降りられますか?と確認することがあるので、今回ももし窓口で買っていたら、その時に分かったかもしれない。
‘勝田でサザコーヒーには行けない’ということを。
大都市近郊区間内のみの利用は途中下車の対象外
電車の旅の楽しみの一つでもある途中下車。
そのルールについて知っていたことは、
- 片道100キロを超えないといけない
- 企画乗車券など対象外がある
- 都心では降りられない気がする
私の認識としてはこのくらいでした。
都心では降りられない気がするは、なんとなくというだけで、そこに大都市近郊区間という明確な区分けがあったことは知りませんでした。それがとてつもなく広範囲であるということも。
まさか茨城県日立市がそうであるとは思いもしませんでした。
東京の近郊区間を見てみたら、
日立の先は浪江まで。浪江って、どこ?
反対はなんと伊東、リゾートじゃないですか。
そして白馬、東京から日帰りきつすぎます。
水上、温泉地よね?
安房鴨川、シーワールド直行直帰か。
自分が観光地として認識している場所が大都市近郊区間であることを初めて知ったのでした。
この区間内だけの移動だと、どれだけ距離を乗っても途中下車はできません。
海の温泉地伊東から山の温泉地水上まで、280kmを移動しても途中下車できないということになる。
東京駅の大丸とかでお弁当買わせてください。
この大都市近郊区間ですが、新幹線は大都市近郊区間には当てはまらないとのこと。
これは実際に乗るかどうかではなく、新幹線経由の乗車券かどうかだという。
そういえば窓口で乗車券を買うと、「新幹線乗りますか?」って聞かれる。
私はてっきり新幹線改札を通るか通らないかだと思っていたけど、そうじゃないんだ。
ということは、「新幹線乗りますか?」と聞かれたら、とりあえず「はい!乗ります!!」と返事しておけばよいということか。
‘新幹線に乗ります’通行手形か。
なお、この新幹線経由にして途中下車有効にするは、JRが公式に勧めていることではなく、裏技として知れ渡っていることらしいので、その点はご承知おきください。
ここまで100km超えても途中下車できない大都市近郊区間についてお話してきましたが、この先は、改札内に閉じ込められつつもなんとか楽しもうとした私の旅の記録です。
興味がおありでしたらお付き合いくださいませ。
日立駅からの眺めは絶景
前日予約で特急が混んでおり、土浦までは普通列車で行くことにはなりましたが、概ね順調に日立に到着。午前9時半頃です。
絶景!!

きれいでしたよ、ほんと。
幸せのピークここにありです。
短時間の日立駅滞在
日立駅には海が見渡せるカフェ「シーバーズカフェ」があります。
朝7時から営業していて、ここを利用する予定だったのですが、なんとこの日はランチタイムからの営業。
不運その②です。
営業開始まで2時間、どんなに海を眺めてもせいぜい1時間。
日立では他にすることがなかったので、サザコーヒー本店にでも行ってみようと、勝田へ向かいました。
こちら、絶景間違いなしのシーバーズカフェ、下から見上げてまいりました。

こちらのカフェ、営業時間変更や貸切などがちょくちょくあるようです。
行かれる時は公式Instagramを確認すると良いです。
ほぼ当日投稿されているようではありますが。
勝田駅で降りられなかった
日立から勝田までは電車で20分ちょっとで着きました。
サザコーヒー本店に行こうと改札を出ました。
いや、出ようとしました、が正解。
乗車券はあっさり自動改札機に飲み込まれました。
下車前途無効が発揮された瞬間です。
不運その③です。
駅員さんに話し切符は出してもらえたのですが、ここで初めて大都市近郊区間というものを知りました。
「東京の周辺は途中下車できないんですよ」とざっくり説明され、
‘特急乗って遠くからきたんですけど’
‘もうちょっと行ったら福島ですけど’
‘東京近郊って、絶景でしたけど!’
心の中であれこれ叫びつつも、事実は一つ、降りられない。
こんなことになるならカフェのオープンまで2時間待てばよかった。
後の祭りです。
かなり進んで残り区間が少ないのであれば、降りて追加で買っても良かったんですが、勝田からでもまだ残り100km超。
ちょうど特急が出る時間だったので、仕方ないさっさと帰ろうと思ったら、
「それは上野まで止まりません。」と駅員さん。
私が降りたい柏には止まらず。
柏に止まる特急は・・・1時間後でした。
改札内にお店はなく、あまりにも哀れに見えたのか、
「ちょこっとそこで買い物するくらならいいですよ」と優しい駅員さん。
駅前のニューデイズで飲み物とおやつを買わせていただきました。

この干し芋、ちょこっとつまむのにはちょうど良いです。
茨城に来たら干し芋食べなくちゃね。
この後、特に何もない勝田駅改札内にいるなら少しでも先に進もうと、水戸へ向かいました。
水戸駅にてお買い物
常磐線の駅名標は、その土地のものが描かれているんですね。
水戸は偕楽園です。

水戸駅は、改札内にお土産屋さん、コンビニ、ベックスコーヒーがありました。
茨城と言ったら干し芋。干し芋を追加で購入です。

勝田でサザコーヒーに行けなかったので、売店でサザコーヒーのドリップバッグを買いました。
茨城と言ったらサザコーヒーですよ。
お店の方気さくで優しかった~。

ちなみに私は深煎りが好みなんですが、サザコーヒーの贅沢ブレンド、とってもおいしかったです。
水戸から特急を使わず帰る
水戸から特急を使う予定でしたが、普通列車を使っても到着時間があまり変わらなかったので、普通列車で帰ることに。
私は二度も四国から電車で東京に帰って来たことがあるんで、なんのこれしきです。
お腹ペコペコで無事に到着。
磯丸水産へ直行しました。ここ安くておいしいんですよ。
ここは那珂湊おさかな市場だ、そう思いながらいただきました。

まとめと感想
大都市近郊区間は広い。このひと言に尽きます。
そして東京だけではない、大阪や福岡にもあるということで、電車旅をする場合は注意が必要ということですね。
勉強になりました。はい。
日立駅から見る海の景色、素晴らしいです。
東京から日立の間には、アクアワールド大洗や那珂湊、国営ひたち海浜公園や水戸偕楽園など、途中下車が楽しいスポットがたくさんあります。
電車でお出かけの皆さま、事前に乗車券を確認し、経路によってはお得な切符があったりもするので、上手に旅を楽しんでくださいませ。
私は今回日立駅以外どこにも行けなかったので、いつか、那珂湊おさかな市場、水戸偕楽園、サザコーヒー本店と、日立駅の海が見えるカフェ「シーバーズカフェ」に行き、大都市近郊区間を抜け、アクアマリンふくしままで行ってみようと思っています。

