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「伊予灘ものがたり大洲編」1人で乗って楽しんできました!

伊予灘ものがたり 四国地方の旅

観光列車が大好きで、ずっと乗ってみたいと思っていた伊予灘ものがたり。
人気があり、特に海側の席は取りにくく、いつ見ても満席。
そんな大人気の海側の席を運よく予約することができ、乗ってまいりました。
乗車したのは松山から伊予大洲までの「伊予灘ものがたり 大洲編」。
1人でしたが、とにかく楽しくて、大洲に着く頃にはとっても幸せな気分に。
長い長い乗車体験記となりますが、座席の様子や下灘駅などもご紹介してまいりますので、よろしかったらお付き合いくださいませ。

駅員さんたちに見送られて松山駅を出発

出発の10分くらい前に、BGMと共に伊予灘ものがたりが入線してきました。
2種類の電車があるのかと思ってたのですが、1号車が赤、3号車が黄色なんですね。

中に入ったら、みきゃんが座っていました。
私も同じ並びの席です。

松山駅では駅員さんたちが幕を掲げてお見送りしてくれます。
私の席からだと後ろになり、慌てて振り返りなんとかチラ見できました。
出発する時はホーム側を見ましょう。

ヨーヨーキッチンの朝ごはん

この日の大洲編は松山8:28発。
食事はモーニングとなり、4日前までに予約しておきます。
乗車した10月はヨーヨーキッチン(松山市)のモーニングプレートです。
松山を出発してすぐに食事が運ばれてきます。
器は砥部焼。1人1人デザインが違います。

お野菜たっぷりの朝ごはんです。
どれもおいしいんですが、特にドレッシングがおいしかったです。

温かいものは温かくで運ばれてきました。

食後のコーヒーも砥部焼のカップです。
3号車フィオーレスイートだと、カップのデザインを選べるそうです。

約40分で下灘駅に着いてしまうので、その前に食べ終われるように、少しスピードを上げて食べました。
急ぎはしましたが、ちゃんと味わうことができ、どれもとってもおいしかったです。

1人におすすめの席はどこ?

今回私が座ったのは1号車の3B。
海側に向かって1人用の席が5席並んでいるうちの左端です。
座席表を見ると隣の3Aとくっ付いているように見えるんですが、独立しています。
完全な1人席と考えて大丈夫です。
1人で乗るならまずはここのどこかを狙っていきたいですね。
2号車の1、2、3、5番も同じと考えて良いと思います。

1人で乗る場合次におすすめなのは、向かい合わせのテーブル席です。
なぜかというと、テーブルが大きめで、向かい合ってもそこそこ距離があります。
椅子も少し斜めになっているので、完全に向かい合う形になりません。
海側ではないですが、座席位置が高く窓も大きいので、海側の景色も良く見えます。
この後書きますが、こちら側にも楽しいことがたくさんあるんです。
次乗るなら私はここが良いと思っています。
それにこの席、けっこう空いているんですよ。

あまりおすすめしないのはペアシート。1号車2号車とも海側です。
1人でも予約はできますが、公式でも2人利用をすすめているだけあり、はっきり言ってピッタンコです。
2号車のペアシートには間にクッションがあるんですが、それでも近すぎます。
どうしてもこの日に乗りたくてここしかないなら仕方ありませんが、相席の場合はそれなりの心構えが必要かと思います。

こちらは1号車の11AB、12AB。

こちらは2号車の13AB、14AB。写っていないけど12ABもペアシートです。
いかがでしょう?

こちらは1人では利用不可のグループシートです。海側になります。
利用は3~4名で、1人で3名分の切符を買っても乗れません。
この日は大学生くらいの若い男性4人が楽しそうに乗っていました。

皆さま、どの席が良いと思いましたか?

車内の設備やインテリア

車内のランプはみかんの形です。

車両と車両の間には暖簾が。

砥部焼の洗面台と俳句ポストです。

乗車記念証とスタンプも確かこの並びだったと思います。
手渡しはされないので、取りに行くのをお忘れなく。

充電はUSBのみ対応です。コンセントはありません。

季節の飾りつけがされていました。

洗面台近くにもディスプレイがあるので、乗ったら見てみてください。

この日はみきゃんもずっと一緒に旅していました。
この席は車椅子対応席です。車椅子での利用がなかった場合、開放されるのかどうか、不明です。
開放されたところで、松山8:28発では東京からではどうにもならず。
八幡浜編なら始発の飛行機で間に合うけど、直前に買ったらいくらになるのやら。

なお、車内には荷物棚がありません。足元に少し置くことはできますが、大きなキャリーは難しいです。
運転席後ろのデッキに少し広めのスペースがあり、そこにいくつか置かれていました。
ですが、自由に使える荷物置き場ではないので、どうしても大きな荷物がある場合はアテンダントさんに相談、ということになると思います。

車窓からの景色

松山を出て20分くらいで遠くに海が見えてきます。

松山を出てから30分後くらい。海が近いです。
もうすぐ下灘駅です。

海を見下ろす感じで走って行き、広い景色が広がります。
海側の席でなくても見えますが、席から立って窓の近くに来たらもっとよく見えます。
私の後ろにも立っている方いました。
皆で海の景色を眺めましょう。

下灘駅の手前です。海がぐっと近くなります。
このくらいの近さになると、海側の席だと下を覗き込むように見ることができるので良いです。
一番絶景を楽しんでいるのは、国道を走る車ですかね。

下灘駅を出た後です。
海も空も青すぎて、何が被写体なのか分からない写真になってます。

伊予市と大洲市の境にある喜多灘駅です。
ちょうど止まった位置が看板の前でした。

大洲市です。あと10分くらいで伊予大洲駅に着きます。
山と田んぼの景色もいいですね。ねこバスの景色だ~。

下灘駅に11分停車 降りて楽しむ

大洲編は下灘駅で11分停車します。列車から降りることができます。
電車がホームに入ると、多くの方が旗を振ってお出迎えしてくれました。
こんなに温かく歓迎してもらったのは生まれて初めてではないだろうか。
皇族にでもなったのかと思いました。

多くの方は列車の前に立ちアテンダントさんに撮影してもらったりしていましたが、
私はひたすら写真を撮りまくりました。

時間が早いのと金曜日で平日ということもあり、そんなに混雑していなくて、写り込みなしの写真けっこう撮れました。
ですが、これくらい引いて撮るとさすがに写り込みなしは無理です。

遠くに小さく見える二つの島がダッシュ島だそうです。
お出迎えしてくれたおじちゃんが話していました。

駅舎の外に出てみました。
ベンチの背もたれ、四国の形にくり抜かれています。

ゴミ箱も伊予灘ものがたりになっています。

日本で一番海に近い駅と言われている下灘駅ですが、それは国道ができる前のことで、今は海から少し離れています。
それでも、目の前に広がる伊予灘の景色は素晴らしいです。

沿線の皆さまから温かいおもてなし

おいしいご飯を食べ終わり、下灘駅も過ぎ、海の景色も見えなくなり、この後は特に何もないのかなあなんて思っていたら、いえいえ、ここからが本番と言わんばかりに沿線の方々がおもてなしをしてくれました。
列車を見つけると手を振ってくれる方はたくさんいるのですが、大洲市に入ってからのおもてなしはレベルが違いました。
ほとんどを動画で撮っていて写真があまりないのですが、いくつかご紹介したいと思います。

旗にうちわ、運動会とかにあるようなお花付きのボードまであります。

こちらからはなんとシャボン玉。扇風機で飛ばしています。すごい!
ここは廃校になった校舎で、今は夢わらべ工房さんの会社となっているそうです。
盛大に歓迎してくれて、とても印象に残ったので調べてみました。

電車通るの一瞬なのに、じゃんじゃんシャボン玉飛ばしてくれてます。
お顔を載せるわけにはいかないのでぼかしていますが、めちゃくちゃ笑顔なんですよ。
もう最高です。嬉しいです。

キラキラのポンポンをブンブン振ってくれています。
聖子ちゃんじゃないんですよ、ただの一般人ですよ、私たち。
そんな私たちをこんなに歓迎してくれるなんて、この辺りでもう私の心は大洲の皆様に奪われました。

この他にも、五郎駅では着ぐるみを着た駅長さんがいたり、線路すれすれの住宅のお庭からいろいろデコったグッズでお出迎えしてくれたり、自宅のガレージがおもてなし仕様になっていたり、本当にすごいんです。
私が確認できたグッズ類は、うちわ、旗、ポンポン、法被、着ぐるみ、みきゃん、シャボン玉、お手製ボード、などなどで、キラキラがいっぱい。もはや推し活です。
そしてこのおもてなし、私が座った海側席じゃない方がよく見えると思いました。
このおもてなしを楽しむ一番の席は、二人掛けのテーブル席の進行方向に向く座席です。前に進みながら高い位置から右も左も見える座席が最強です。

伊予灘ものがたりが運行を始めたことで、多くの人が大洲を訪れるようになり、本当に喜んでいるんだなあと思いました。
黙っていても人が集まる都会の人間には分からない思いがあるんだろうな。
高齢の方が多かったけど、この先もずっと続いてほしいな。

皆さん本当に楽しそうで、いつかそっち側に行ってみたい、なんて思いました。
‘伊予灘ものがたり お手振りスポットを巡る旅’とかしてみたいです。

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豊富な車内販売 オリジナルグッズも買える

車内では、事前予約した食事以外にも、当日オーダーできるドリンクやおつまみ、デザートがあります。
地酒飲み比べセットなんてものまであり、ビール、カクテル、ワイン、焼酎、ウィスキーと、一通り揃っています。居酒屋か。

抹茶と和菓子のセットを注文するつもりでいたのですが、朝ご飯→下灘駅→おもてなしと、コンテンツ盛りだくさん過ぎて、忙しくて無理でした。

下灘駅を過ぎてから、アテンダントさんがワゴンでお土産の販売に来てくれます。
オリジナルのグッズもあります。
伝統工芸品の水引を使ったアクセサリーがあり、とても素敵でした。
ピアスしか見当たらなかったのですが、イヤリングがあったら欲しかったな。

私が買ったのはこちらのおかきです。
赤い巾着の真鯛味と一つずつ欲しかったんですが、真鯛は売り切れでした。

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伊予大洲に到着 滞在5分で松山へ戻る

あっという間の2時間の旅を終え、3分くらい遅れて伊予大洲駅に到着しました。

今回の伊予灘ものがたりは2週間前に急きょ取れたので、帰りの飛行機がほぼ満席なうえに高すぎて取れず、この後すぐに特急宇和海に乗り松山へ戻り、陸路で東京へ帰りました。もはやすずめの戸締まりです。
大洲の皆様の温かい歓迎を受け、車内でクーポンももらったのに、大洲滞在はたったの5分でした。

5分で乗り換えでしたが、一瞬ですが改札の外に出ることができました。

ガチャくらい回してくればよかった・・・
また来ます。

伊予大洲駅から徒歩7分


e5489で予約ができる

JR四国のものがたりシリーズは、駅の窓口で購入するか、JR四国ツアーに申し込むのが一般的だったようですが、今はe5489で予約することができます。
e5489では座席をピンポイントで指定することができます。

翌月から少し忙しくなりそうだったので、その前に出かけたいなあと思い、ふら~っと予約ページを見てみたら、空席がたくさんありました。2週間前だったと思います。
旅行会社から席が戻されたか、団体様のキャンセルでもあったのかな。ほとんどが二人掛けのテーブル席だったのですが、1席だけぽつんと今回の海側席が空いていました。これはもう強運です。
キャンセルしたところでいくらでもないので、とりあえず取りました。
結果諸々の手配が間に合わず、帰りが陸路とはなりましたが。

e5489で座席選択の画面になると、注釈が付いていて、*飲食物の持ち込み不可と書かれています。
食事が楽しい列車なのにどういうこと?この席は食べちゃダメなの?と思ったのですが、そうではなく、この注釈は全ての座席に付いています。
駅弁持ち込んで食べたりしないでね、ってことです。水筒やペットボトルは持ち込みOKです。
注釈があると一瞬ドキッとしますが、お目当ての席が空いていたら迷わず進みましょう。

食事の予約はe5489ではなく「tabiwa」からの予約です。4日前までなので、食事が必要な方はお忘れなく。

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まとめと感想

電車とは思えないような車内での食事、海の景色、下灘駅に魅かれて、ずっと乗りたいと思っていた伊予灘ものがたり。
当日は天気にも恵まれ、とても素敵な2時間の列車の旅となりました。
どれも期待を裏切らない、そして期待以上のおもてなしには感動しました。

絶対に海側がいい、雨が降りませんようにって思っていたのですが、一番心に残ったのは、海の景色でも下灘駅でもなく、大洲の皆様のおもてなしです。
本当にこのおもてなしが楽しくて嬉しくて、このおもてなしを受けるためにまた乗りたいと思っています。

車窓から見える海は、好みもあると思うのですが、特急しおかぜのA席の方が海に近くて、私はしおかぜの方が好きです。
伊予灘ものがたりは高い位置を走るので、間近に海を見るのではなく、見渡す感じです。
海側の席じゃなくても、海はちゃんと見えます。

松山から大洲迄の2時間はあっという間で、モーニングだけでなく、お酒やデザートも楽しみたかったけど、時間が足りませんでした。
今回は晴れで景色を存分に楽しめたけど、次は雨でとことん食事を楽しむというのもいいなあ、なんて思いました。

沿線のおもてなしも温かく、アテンダントさんもみな優しくて、一緒に乗っている皆さまもとても楽しそうで、こんなハッピーな電車があるのかと、日本て素敵だなあと思いました。

今回1人で乗車しましたが、見るものが多すぎて、むしろ1人で良かったと思えるくらいです。
伊予灘ものがたりに乗りたいけど、予定が合わず諦めている方、1人で行きましょう。
伊予灘ものがたりは1人でも退屈しません。1人なら予約も取りやすいです。

2週間前に予約し、時間的に前泊必須なので急いでホテルを予約。
行きは飛行機が取れたけど帰りは取れず。
陸路で電車を乗り継ぎ約8時間かけて東京に戻るという、強運だったけど強行な旅。

でも、思い切って来て良かった。乗ってよかった。また乗りたい。
本当に素敵な列車でした。

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