PR

リゾートしらかみ*くまげら号に乗る~後編・千畳敷から~

東北の旅

2026年8月、念願のリゾートしらかみに乗ってきました。日本海を望みながら五能線を走る、長い長い5時間の列車の旅。千畳敷から終点弘前までの様子をまとめた後編です。

千畳敷からはボックス席で

秋田から弘前までを普通車A席で予約していたのですが、ボックス席も気になっていて、どこか途中から空いてないかなと思いえきねっとを見てみたら、千畳敷駅からなら空いていることが分かりました。そこで、千畳敷から弘前までのボックス席を購入し、普通車は秋田から千畳敷に変更しました。駅の窓口で買えば、指定席料金は通しで840円で済むと思うのですが、えきねっとではそのような買い方はできません。2区間分で指定席券を購入しました。少し余分にかかってしまいましたが、窓口に行くよりネットの方がなにかと楽なので、ここはこれで良しです。

ボックス席の感想

4名定員のボックス席ですが、6人くらいいけそうです。運賃のかからない子供対応なのでしょうかね。窓は大きく、通路側からでも外の景色を見ることはできます。ボックス席はエアコンがよく効いていました。テーブルが大きく、その分座席との間隔は狭く出入りしにくいです。大きなキャリーを置けるスペースもないです。この時は相席でなく私だけだったので、キャリーは空いてるところに置けましたが、定員いっぱいで大きな荷物があったらどうするのかな?

座面をフラットにできるというのでちょっとやってみましたが、背もたれのクッション部分がなくなってしまう仕様。見た目あまりきれいではなかったので、すぐに戻しました。背もたれは直角なので、この点は普通車の方がいいですね。

貸切状態のボックス席。ネットオーダーで購入したお菓子を広げます。個室でお菓子を食べながらゆらゆら。最高です。餡子たっぷりのお餅「志んこ餅」、とっても柔らかくておいしかったです。

ボックス席は人気なので、始発から終点まで通して買うのは難しいかもしれませんが、途中駅からなら空いていることがあるので、どうしてもボックス席を体験してみたい場合は、途中から利用しても良いと思います。
ちなみに、私が千畳敷まで座っていた普通車のA席はその後購入されたようでした。

車内イベント 津軽三味線と語り部

千畳敷を過ぎてしばらくすると、リゾートしらかみは再び田園風景と景色を変えます。海終わっちゃった、と思っていると、三味線の生演奏が始まりました。

車内全体に音声は流れるのですが、せっかくなので演奏している車両まで行きました。20分くらい演奏してくださいました。体験ができる日もあるそうです。三味線触ったことないのでやってみたかったです。

五所川原駅です。青池号が停まっています。津軽三味線の方もこちらで降りていかれたと思います。

五所川原での停車時間は8分。ここでもホームに降りることができました。ねぷたの人形灯篭が見えました。夏の青森はねぶたで溢れています。

津軽三味線が終わると、次は語り部さんがやって来ました。この頃には多くの方が下車してしまって車内はガラガラ。一番前の席で聞いてきました。青森、五所川原、弘前、それぞれのお祭りの掛け声の違いを教えていただき、語り部さんの掛け声に合わせて私たちも一緒に掛け声をかけるという、ノリはもうディズニーです。語り部さん、まるでキャストです。楽しかったです。

語り部さんがやって来た頃からずっと気になっていた外に見える山。富士山によく似ています。語り部さんに聞いてみました。岩木山というそうです。富士山に似ていることから津軽富士とも言われているそうです。

この辺りになるとりんご畑がたくさん。川部駅で再び進行方向を変えたリゾートしらかみ号は、終点弘前へ向かいます。

長い長い列車の旅を無事に終え、弘前に到着しました。楽しかったわ~。

後編まとめ

始発の秋田から終点の弘前までの長い長い5時間。1人で退屈してしまわないかな、体痛くなったりしないかな、と心配なことはありましたが、その心配は良い意味で裏切られました。言ってしまうと、あっという間の5時間でした。
途中いくつか停車時間が長い駅があり、外に出てリフレッシュできたので、座り疲れにはならなかったです。私は途中で座席も変えたので、さらにリフレッシュできたのかもしれません。

外の景色を見るのが好きで、車窓から写真を撮るのにも夢中になり、天気も良かったおかげで退屈することは全くなく、そのくらいどの区間も車窓からの景色は見事でした。途中で三味線や語り部というイベントも行われ、ここでしかない体験ができたのも楽しかったです。車内イベントは他にも、人形芝居やふれあい販売というものがあるそうです。ふれあい販売、いっぱい買ってしまいそうです。

席ですが、普通車のA席は確かに海が良く見えました。リクライニングもできシートピッチも広めでゆったりしています。
ボックス席も海は良く見えます。ただ、背もたれが直角で座席とテーブルの間にゆとりもないのでやや窮屈に感じます。相席なしの一人利用や、気のおけない仲間と一緒に過ごす、ということであればよい空間だと思いました。

車の運転ができないと、絶景と言われる場所に行くのはなかなかたいへんです。リゾートしらかみ号のおかげで、たくさんの美しい景色を楽しむことができました。ショートカットで行ってしまえば済むものを、わざわざ時間をかけて海沿いを走りいろいろなものを見せてくれる、またその土地の文化に触れることができるイベントまで用意してくれる、とても素敵で楽しい列車だと思いました。廃線が危ぶまれる路線ではありますが、ぜひぜひ、いつまでも残ってもらいたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました