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近鉄特急ひのとり プレミアム車両に乗る

電車

移動するだけでなく、乗ること自体を楽しめる、そんな電車が近鉄にはたくさんあります。
今回は大阪-名古屋を結ぶ近鉄特急ひのとり、プレミアム車両に乗車。
ほぼ同じ区間を走る東海道新幹線との比較もしてみました。

ひのとりはどこを走る?

ひのとりは、大阪難波と近鉄名古屋を約2時間で結ぶ、近畿日本鉄道の特急列車です。
途中の停車駅は、大阪上本町、鶴橋、津で、列車によっては近鉄四日市などにも止まります。

車両の編成は?

レギュラー車両とプレミアム車両から成る、6両または8両編成の列車です。
最前と最後部の車両がプレミアム車両です。

ラウンジやカフェ車両などはありませんが、コーヒーやおつまみが買えるセルフサービスの販売機があります。

ホームへの入線はぎりぎり

始発からの乗車であっても、車両がホームに入線してくるのは5分前くらいです。
ホームは椅子が少なく、特に名古屋駅改札内はお店などもほぼないので、あまり早く行き過ぎると退屈します。

入線してくると多くの方が写真や動画を撮っています。かっこいい!

車内の設備について

車内を快適に過ごすための設備が充実しています。

こちらはカフェスポット。
挽きたてのホットコーヒーをいただけます。
コクとすっきりの2種類から選べて、価格も200円と安いです。
隣の販売機にはお菓子の他に、ひのとりグッズなども入っています。

無料のロッカーがあります。鍵付きです。
キャリーなど入れておけるのは良いですね。

洗面所にはおしぼりが。
しまかぜのようなおしぼり配布サービスはないですが、用意はされていました。

デッキの一部にベンチスペースというのが設けられています。
通話などが必要な時に使えて便利です。

車内Wi-Fiもちゃんとあります。ただ、ちょっと弱かったかな。

その他には、雑誌・書籍読み放題サービスなんてものがあります。
「ひのとり」と「しまかぜ」だけのサービスだそうです。
乗っている時には気づきませんでした。
しまかぜにも乗ったんだけどなあ。気付かなかったなあ。

ここで紹介した設備は、全ての方が利用できます。

プレミアム車両はこんな感じ

いよいよプレミアム車両の中へ。
レギュラー車両ときっちり分けられています。
少し高くなっているので階段があります。

革調のふかふかプレミアムシートがこちら。
TOHOシネマズのラグジュアリーシートに似てます。

バックシェルになっているので、後ろを気にせずリクライニングできます。
乗ったことがないんですが、JR東日本のグランクラスに見た目が似ています。
ちなみにこちらの写真は名古屋到着前。アトラクションみたいですね。

インナーテーブルもあります。

ヘッドレストは手動、レッグレストとリクライニングはひじ掛け部分にある操作ボタンで。
各座席にコンセントもあります。
ふかふか座席は柔らかくて心地よかったです。

プレミアム車両は1+2で座席が配列されています。
ひとり旅でこの1人用の席を使えるのは本当に嬉しいです。

車窓からの景色

特に高い所を走っているわけではなく、景色は普通です。
プレミアム車両は座席部分が高くなっているのですが、そこはあまり重要ではないかも。
窓は大きいので見晴らしは良いと思います。

新幹線と比較してみる

ほぼ同じ区間を東海道新幹線が走っていますが、その代わりとなるのか、名古屋-大阪で少し比較してみたいと思います。

●所要時間●
ひのとり・・大阪難波-近鉄名古屋 約2時間
新幹線・・・新大阪-名古屋 約1時間

●料金●
ひのとり・・4990円(プレミアムは+700円)
新幹線・・・6000円前後(普通車)
       8500円前後(グリーン車)
*新幹線は購入手段や時期によって変わるので参考までに

●運行本数●
ひのとり・・1時間に1本
新幹線・・・数分おき

●Wi-Fiとコンセント●
ひのとり・・全席にコンセントあり
新幹線・・・列車によりA・E席のみ
*Wi-Fiはどちらもあり

速さを優先するならもう新幹線一択です。本数もあります。

山手線か、と言いたくなるくらいの本数がある東海道新幹線と、本数の比較するのは難しいですが、ひのとりは1時間に1本運行しているので、予め分かっている予定に対しては充分合わせやすいダイヤだと思います。

料金は、ひのとりがすごく安いわけではない。グリーン車と比較すると約3000円の差がありますが、普通車ならあまり変わらず。自由席であればほぼ同じくらいです。
なので、安い移動手段として選択肢に入れるのはやや厳しいです。

座席は、新幹線の普通車と比べたら圧倒的にひのとりのプレミアムシート。
新幹線のグリーン車と比べると、タイプが違うので好みが分かれそうです。私はどちらも甲乙つけがたい、そのくらいどちらも快適です。
1人用座席があるのはひのとりのメリットですね。知らない方と隣同士、できるだけ避けたいですからね。

東海道新幹線ではグリーン車しか車内サービスがありませんが、ひのとりにある販売機は誰でも利用できます。

大きな荷物の置き場に関して何かと話題に上る東海道新幹線に対し、ひのとりは無料のロッカーを設置。

いくつか比較してみて思うのは、ひのとりと新幹線ではそもそも目的としているものが違う。移動時間を短くするなら新幹線。時間に余裕があれば、乗ってみたら?ひのとり、みたいな感じですかね。

まとめと感想

以前から乗ってみたいと思っていたひのとりなんですが、東京と大阪を移動するのにわざわざ名古屋で降りるのが面倒、ということで乗らずにいました。

名古屋から大阪方面への移動であれば、時間に余裕さえあれば利用するのは簡単ですが、東京からだと名古屋での乗り換えが必要。そこも含めて観光と楽しめれば良いのかなと思います。

なぜ今回利用したかというと、四国旅行の帰りの高速バスが大阪難波に着いたからです。だったらこのまま難波から名古屋へ行ってみようとなったわけです。

ひのとりに乗って一番良かったのは、1人用座席があったこと。その1人用席があるプレミアム車両を利用するのに、差額が大きくないこと。
時間は少し長くかかりましたが、座り心地や車内サービス含め、とても快適な移動でした。

近鉄特急チケットレスサービスも便利で、会員登録なしでもWEBで予約・変更ができます。ひのとりも人気の電車ではありますが、発売日に完売するような感じではないので、チケットは取りやすいと思います。

大阪や名古屋へお出かけの際は、新幹線とは目的や良さが違うひのとりに、ぜひ一度乗ってみてはいかがでしょうか。

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